《審判官の使い魔/Judges Familiar》の考察
2012年9月12日 レガシー コメント (3)
まず対比されるであろうカードは間違い無くこれ。
↓
マーフォークが最強のクロックパーミとして君臨している理由の一つ。
《撹乱/Disrupt》に似た能力を内蔵した生物であり、序盤からカウンターを構えながらクロックを並べるというクロックパーミッションにとって理想的ともいえる一枚。
コントロール相手であれば、除去やドローソースを唱える事を躊躇わせ。
コンボ相手であれば、コンボ開始を一手遅らせる事が出来る。
コンボの中でも特殊な位置づけであるドレッジ相手ならば能動的に墓地に行ける点は心強い。
更に自身がマーフォークなので序盤から中盤にかけてロードの支援を受けて指数関数的にクロックが高くなっていく可能性を秘めている。
そして、薬瓶がある状態ではまさにインスタントタイミングでのカウンターとして機能する。
以上の事をまとめ、箇条書きで書くと、
・置物の不確定カウンター
・ロードの支援により強力なアタッカーに育つ可能性がある
・薬瓶があれば打ち消されない不確定カウンター
上記の三つが主な役割であろう。
これらを踏まえた上で今度は審判官の使い魔を見ていこう。
まず能力はこれ。
↓
呪い捕らえとの差異は、
1、飛行を持っている
2、混成色なので比較的入るデッキの受けが広い
3、クリーチャータイプが鳥であるため部族支援が受けにくい
この三つが主な違いであると考える。
まず飛んでいる事。
単体では呪い捕らえよりも確実に1点クロックが刻めるという点では評価が出来るプラス要素である。
各種装備品との相性も良好。
次に混成色であるという事。
ハイブリットなので様々なデッキへの投入が出来るが、それ故にプロテクションに引っ掛かりやすいというデメリットも同時に抱え込んでしまっている。
例を挙げるならば、マーベリックに採用されているスクリヴのレインジャー一枚で止まってしまう。
最後は部族支援が受けにくいクリーチャータイプだという事。
それに対する現実的な回答はやはり装備品だろう。
しかし、装備品はテンポを失ってしまっているのでマーフォークの爆発力には大きく劣る。
呪い捕らえ同様コンボ相手には刺さりそうであるが、ゴブリンやZooが相手の場合ただの1/1であり。
劇的な働きを期待できそうにはない。
そういった相手にはサイド落ち要員である。
そして採用されるであろうデッキについては以下の通り。
↓
・白青石鍛冶
・フェアリー
・No Goyf or Fish
・マーベリック
どのデッキも装備品での強化が期待できる構成。
最近のマーベリックではガヴォニーの居住区が入っているパターンが見受けられるので極楽鳥と一緒に空から殴ってくる光景が見れそう。
以上、RtRで登場する《審判官の使い魔》の考察でした。
↓
Cursecatcher / 呪い捕らえ (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
呪い捕らえを生け贄に捧げる:インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それを、そのコントローラーが(1)を支払わない限り打ち消す。
1/1
マーフォークが最強のクロックパーミとして君臨している理由の一つ。
《撹乱/Disrupt》に似た能力を内蔵した生物であり、序盤からカウンターを構えながらクロックを並べるというクロックパーミッションにとって理想的ともいえる一枚。
コントロール相手であれば、除去やドローソースを唱える事を躊躇わせ。
コンボ相手であれば、コンボ開始を一手遅らせる事が出来る。
コンボの中でも特殊な位置づけであるドレッジ相手ならば能動的に墓地に行ける点は心強い。
更に自身がマーフォークなので序盤から中盤にかけてロードの支援を受けて指数関数的にクロックが高くなっていく可能性を秘めている。
そして、薬瓶がある状態ではまさにインスタントタイミングでのカウンターとして機能する。
以上の事をまとめ、箇条書きで書くと、
・置物の不確定カウンター
・ロードの支援により強力なアタッカーに育つ可能性がある
・薬瓶があれば打ち消されない不確定カウンター
上記の三つが主な役割であろう。
これらを踏まえた上で今度は審判官の使い魔を見ていこう。
まず能力はこれ。
↓
審判官の使い魔/Judges Familiar (白/青)
クリーチャー - 鳥 アンコモン
飛行
審判官の使い魔を生け贄に捧げる:インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とする。
それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
1/1
呪い捕らえとの差異は、
1、飛行を持っている
2、混成色なので比較的入るデッキの受けが広い
3、クリーチャータイプが鳥であるため部族支援が受けにくい
この三つが主な違いであると考える。
まず飛んでいる事。
単体では呪い捕らえよりも確実に1点クロックが刻めるという点では評価が出来るプラス要素である。
各種装備品との相性も良好。
次に混成色であるという事。
ハイブリットなので様々なデッキへの投入が出来るが、それ故にプロテクションに引っ掛かりやすいというデメリットも同時に抱え込んでしまっている。
例を挙げるならば、マーベリックに採用されているスクリヴのレインジャー一枚で止まってしまう。
最後は部族支援が受けにくいクリーチャータイプだという事。
それに対する現実的な回答はやはり装備品だろう。
しかし、装備品はテンポを失ってしまっているのでマーフォークの爆発力には大きく劣る。
呪い捕らえ同様コンボ相手には刺さりそうであるが、ゴブリンやZooが相手の場合ただの1/1であり。
劇的な働きを期待できそうにはない。
そういった相手にはサイド落ち要員である。
そして採用されるであろうデッキについては以下の通り。
↓
・白青石鍛冶
・フェアリー
・No Goyf or Fish
・マーベリック
どのデッキも装備品での強化が期待できる構成。
最近のマーベリックではガヴォニーの居住区が入っているパターンが見受けられるので極楽鳥と一緒に空から殴ってくる光景が見れそう。
以上、RtRで登場する《審判官の使い魔》の考察でした。
コメント
2ターン目のぶっぱがしやすくなるのは強そうなんですが・・
その可能性もあったか!?
なんにしても通したい2マナ圏の呪文が唱えやすくなったのは大きいですよね。
ただし、これにスロットをどう割くのかが頭の悩ませどころです。
生物としての質を見た時には唯の1/1飛行生物ですからね。
何かしらの強化を、もしくはそういうものだと割り切って構築していきたいですね。
そこがネックですよね・・
飛行+呪い捕らえという性能自体はDelverなんかとも食い合わせ悪くないんですが、恐らく装備品との併用でないと弱いですよね。
スロットとしては、石鍛冶系なら装備先生物(鷹とか十字軍みたいな)の枠かハンデスや不確定カウンターの枠に入るんじゃないでしょうか・・
最近たまに見るUW DelverみたいなデッキだとほぼDelver並みの初動クリーチャーとして扱えて、強そうな気がします。
遅ればせながらリンクさせていただきました。
よろしくお願いします☆