デッキはいつものNo Goyf。

G1 パニッシングZoo 0-2
G2 リアニメイト 2-0
G3 ベルチャー 2-0
G4 石鍛冶トリコロール トス

で、結果は3-1。
シングルエリミに残れるかと思ったけど、オポ差で上位卓に残れず。
あのさぁ……
まあ、勝ち越せたのでよかったです(小学生並みの感想)
公式戦は未だに負け越してないんだよなぁ……

で、EDH。
せいじをラフィーク+樫の力のワンパンで沈めて、
やちひこさんを瞬唱で樫の力を使い回しで、撲殺。
ちょんまげ兄貴を激浪の研究室でバウンスした瞬唱で俗世の教示者から化膿獣を持ってきて、走らせるも糾弾であえなくボトム。
しかし、次のトップがアラーラの君主だったので、エルドラージの徴兵をラフィークに付けて、勝ち!

んぎぼぢいいいいいい!!
ムーアランドの憑依地/Moorland Hauntについて【No Goyf編】
今日はNo Goyfにトークン生成土地である《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(ISD)》について考えていきたいと思います。
Moorland Haunt / ムーアランドの憑依地
土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(白)(青),(T),あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚追放する:飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

個人的な見解を述べさせて貰えれば、投入はアリだと思います。
実際、採用した形のUW Fishが成績を残してますしね。
では、この土地がどれほどNo Goyfと相性が良いのかについて考察していきます。

☆出るマナの色
無色です。
不毛の大地と変わりないですね。
最序盤の動きでは薬瓶しか出せませんし、そもそもNo Goyfが先行で動くのなら最も強い動きは《もみ消し》を構えてのアクションなので、
序盤の強さは比べるまでもありません。
この子は序盤にいらない。

☆旅人から引っ張ってくる時
おそらく、というか旅人からのサーチは確実に中盤以降。
ルーンママや旅人、もしくはセラの報復者などが墓地に行っている時でしょう。
そもそも、No Goyfは薬瓶の性能を生かす為に、比較的生物が多いデッキ。
起動制限があるムーアランドの憑依地ですが、それほど問題にならないでしょう。

☆トークンで何をするのか?
1.肉の壁 という時間稼ぎ。
2.装備先の確保
3.そのまま1/1ビートダウンを敢行

1については言わずもがな。
環境に横行しているスイカバーのプロテクションに引っかからないというのも偉い。
ヴェンディも相打ちが出来ます。
ただしハエ男、てめぇは駄目だ。
まあ、肉の壁 の鬱陶しさは肉砦で獄卒兄貴が大絶賛? していたから対戦相手をイライラさせる意味合いでも良いかもしれない。
トークン「ねえねえ、今どんな気持ち? 今どんな気持ち? タルモがたった1/1にとめられてどんな気持ち?」

2についてはNo Goyfの基本コンセプト、十手を持った生物は最強理論ですので飛行を持っている時点で偉い。
最近では聖トラフトの存在もあり、装備品に頼らないクロックも有るので肉の壁 専用にしても良し。

3についてはまぁババァビートしている足しにでも……


結論:中盤以降、クリーチャーが除去られて場には装備品だけという状況下では非常に嬉しい。採用は土地構成と相談して行いましょう。
淫夢くん!? 君はゆくえふめいになっていた淫夢くんじゃないか!?
ヴォオオオオ……
こう、某死神マンガみたいに唱えたら、なん……だと……、て云われるようなヤツが良い。
枠としては梅澤の十手が2枚投入されているから1枚外して其処に入れるお。

以下、候補。

☆《幽体の行列》
候補No.1
トリプルシンボルながら飛行1/1トークンが一気に3体も出てくるのはやはり強い。
装備先が一気に増えるのもNo Goyf的にも有り難い。
最低3点クロックにもなってくれるから腐らないし、チャンプブロッカーとしても優秀。
これが薬瓶から飛び出した瞬唱でフラッシュバック出来たら脳汁が出まくる。

☆《急報》
幽体の行列と役割が被るがインスタントという点が偉い。
2マナと1マナ軽いのもマナ基盤がカツカツなNo Goyf的にも有り難い。
しかし、回避能力の無い1/1があっても装備品が潰されたら肉の壁にしかならないのが不安。

☆《Kjeldoran Outpost》
恒久的なトークン生成ならばどうだろう?
ただし、戦場に出る時に平地を生け贄に捧げなければならないのがネック。
出てくるトークンも回避能力が無い1/1なので戦力としても些か不満。
なにより、不毛の大地が強すぎる!

☆《ムーアランドの憑依地》
恒久的なトークン生成パート2
起動条件に制約があるが、飛行を持ったスピリットが出てくるのは嬉しい。
土地なのでKjeldoran Outpostと同様に旅人経由でサーチ出来る。
まぁ、中盤で1,2回ほど起動できれば十分すぎる働きなので期待株である。
不毛で割られても1対1交換なんでね!

今の所このぐらいかな?
何か面白そうなカードを知っている人が居たらアドバイスください。
惨敗だお……

使用デッキ:No Goyf

R-1:スニークショウ
○-○

R-2:Punishing Zoo
×-○-×

R-3:Pox
×-×

シングルエリミの可能性が無くなったから三回戦でドロップだお。
三戦ともミスプレイをしなかった試合は無いお。
猛省だお。
次は頑張るお。
( ^ω^)おっお

EDHは何時の間にか来ていた外来種(ブラックバス)で国産のメダカは逃げ惑っていたお。
メダカだと思っていラワン兄貴は実はブラックバスだったお。
除去しても除去して何度でもエルドラージが蘇ってくるお。
緑たん怖いお。
(´;ω;`)ブワッ
刻むでガンス(精神を)
フガー(呪われた情けないガラク)
まともに始めなさいよ!(萌えないチャンドラ)


曖昧 隠遁
そりゃ核ってコトかい?
Σ(゚Д゚)ちょっ!
ブーンブーン(^ω^)と始祖ドラ
だぁぁ掘る(一人)ってことだよ
(゚Σ゚)ぶっ。


ここまでは朝飯の時にネタがお空から降って来た。
後の歌詞は誰かに任せたー。
(`・ω・´)


SLC 2nd Anniversary 行ってきました【No Goyf編】
という訳でSLC二周年記念大会に参加してきました。
僕自身、大会の優勝商品などの詳細情報を詳しく知らなかったのですが、獄卒兄貴が一週間ほど前に一緒に逝かないか♂ と、お誘いがあったのでホイ♂ホイ♂と参加が決定。

ちなみに優勝商品はなんとあの《Grim Tutor》。
知らない人はググって、どうぞ(迫真)

まあ、そんなこんなでシングルエリミに残った上位8位までに商品が有るそうなので、参加費の元が取れたらいいなぁ位の気持ちで一回戦目スタート。

使ったデッキはお気に入りのNo Goyf。
以下、レシピ。

Deck Name:No Goyf
メイン 61枚
◆土地(16)
1 《平地/Plains》
2 《島/Island》
2 《Tundra》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《Karakas》
3 《不毛の大地/Wasteland》

◆クリーチャー(20)
3 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《セラの報復者/Serra Avenger》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

◆スペル(19)
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《もみ消し/Stifle》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

◆アーティファクト(6)
3 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》

◆サイドボード
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《解呪/Disenchant》
1 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《迫撃鞘/Mortarpod》
1 《市長の塔/Tower of the Magistrate》

スイスドロー5回戦。
取り敢えず、シングルエリミ目指して駆け抜ける。
(`・ω・´) シャキーン
R-1 PT Junk
G-1
後攻。
挨拶代わりのハンデスを撃たれた後、薬瓶スタートで《雨ざらしの旅人》キャスト。
その後、再度薬瓶をセットしたり、旅人をまた出したりで、相手の生物を要所要所で的確に捌いていく。
そして、ヴェンディで相手のハンドを確認した後は殆ど此方側がテンポとコントロールを取っていたので相手が投了。
二戦目へ。

G-2
土地が詰まり気味な此方に対して、相手はガンガン展開&ヒム連打。
こっちにあった島を名誉回復で割られてgg

G-3
非常にグダッた展開。
そのままズルズル、と時間が消化されていき、相手がエクストラターンで自分の独楽に《自然の要求》を撃ち込み4点のライフゲイン。
その4点が削り切れずに引き分け。
0-0-1

R-2 黒型CTG(獄卒さん)
G-1
正直地元同士の潰し合いは勘弁してくれませんか(懇願)
此方ダブマリで相手は1マリ。
ダブマリをしたものの景気良く薬瓶でスタート。
早速、相殺デッキの意味を著しく損なう立ち上がり。
そのままテンポ良く生物を展開でき、相手側の動きが温かったので殴り切って勝ち。

G-2
またもや薬瓶スタート。
此方は先程と同様に生物を展開していくが相手は除去多めのハンド。
生物が捌かれヴェンディで確認した所、《死の印》、《喉首狙い》、《四肢切断》。
あのさぁ……生物に人権は無いんですか!?
しかし此処でハンドに温存していたのは《聖トラフトの霊》。
そしてトラフトを着地させて無双ゲーを開始。
相手のライフを8点にまで削った所、相手側がトラフトに対する解答《破滅的な行為》をキャストしてしまう。
対応でブレストをしてみるとトップの3枚目に《もみ消し》が見えて、僕、満足!
勝ち。
1-0-1

R-3 カウンタースリヴァー
G-1
序盤、相手のフェッチには《もみ消し》。
1マナランデス、んほおおおおお!ぎぼぢいいい!‎
その後、
ルーンママ

石鍛冶(呪文嵌めをされるがデイズで逆にカウンター)
梅澤の十手サーチ。

薬瓶

聖トラフトの霊の順に展開していき勝ち

G-2
《冬眠スリヴァー》の存在が驚異の一言。
単体除去が役に立たず負け。

G-3
旅人スタート。
旅人が能力を起動できるようになり《不毛の大地》を2枚ほど供給してくれる。
結局相手は薬瓶を出せていなかったので、その不毛で大幅に展開を送らせて押し切る。
勝ち
2-0-1

R-4 ベルチャー
G-1
先攻。
《もみ消し》と《目くらまし》を構えてエンド。
返しのターンで相手側は予想通りのぶっぱ。
《ゴブリンの放火砲》をプレイしたので《目くらまし》で捌く。
その後はルーンママ×2、旅人の小粒達でひたすらビートダウン。
相手のライフが崖っぷちになった所で再度ぶっぱの準備。
しかし、相手は《ギタクシアス派の調査》で此方のハンドを確認し、カウンター山盛りハンドを見て投了。

G-2
相手側の動きが芳しく無く。
《セラの報復者》

《ヴェンディリオン三人衆》で危険なカードをボトムへ。

《セラの報復者》をまた追加。
このような高クロックの連続展開で素早くライフを削り切り、勝ち。
3-0-1

R-5 ID
この時点でシングルエリミ確実であった為、対戦相手の方の同意を得てID。
隣の卓を見てみると、隣も進出確実なのでIDしていました、まる。

シングルエリミ1回戦 スニークショウ
G-1
此方はルーンママ→石鍛冶(青森剣サーチ)→ママが剣を持って殴る展開。
ショーテルブッパを《目くらまし》→Force of Willで対応→さらに《目くらまし》でカウンター合戦を制する。
その後は青森剣で出てきたトークンを合わせての迅速なクロックで勝ち。

G-2
今度は旅人→石鍛冶(青森剣サーチ)→旅人が剣を持って殴る展開。
何処かで見た事のある展開が再度繰り広げられる。
相手のショーテルはデイズ1枚で捌けたので、そのままクロックを刻んで勝ち。
4-0-1

シングルエリミ2回戦 準決勝 カウンタースリヴァー
G-1
やあ、またあったねカンスリ。
序盤は、此方側:薬瓶×2、相手側:薬瓶×2
合計薬瓶が4個も並ぶ状態が完成。
此方はセラの報復者を2体展開し、クロックを刻みながら防御面も固める。
1体は筋肉スリヴァーと相打ちになる。
十手をトップから引き込み、これを報復者に装備させようとした所で《剣を鋤に》にが飛んでくる。
これをForce of Willで捌き、十手ゲーを開始して勝ち。

G-2
相手側の筋肉スリヴァーと筋力スリヴァーの連打、怒涛の連打。
最後は有翼スリヴァーでみんな仲良く飛んでこれ無理!

G-3
互いに緩やかな立ち上がり。
ルーンママを2体展開し、相手の針でルーンママの能力が起動できなくなってしまう。
その後、相手は冬眠スリヴァーを設置。
これをソープロでバウンスを強要して、更に瞬唱を絡めたソープロでさらにバウンスを強要し、ライフを攻める。
ライフを一桁台に削った所で聖トラフトを追加。
相手の場にはスリヴァーが3体並んでいる状態であった。
これを天使トークンで上から攻めて、相手側の解答を強要する状態。
殴り合いに弱いトラフトはKarakasでバウンスしながら毎ターン解答を迫る展開だったが、Karaksに真髄の針を刺されてしまい計画が崩れる。
しかし。
手札に《肉体と精神の剣》があった為、《冬眠スリヴァー》。《水晶スリヴァー》、《筋肉スリヴァー》、《有翼スリヴァー》達をプロテクション(青・緑)ですり抜けて勝ち。
5-0-1

決勝戦 ドレッジ
G-1
ドレッジザギャザリング

G-2
旅人、翻弄する魔道士(陰謀団式療法を指定→これにより相手は出てきたナルコメーバを墓地に落とせなくなる)、セラの報復者、ヴァンディリオン三人衆な感じでメイジで動きが阻害されている内にタコ殴りにして勝ち。

G-3
なんか色々と凄かった。
外科的土下座をするタイミングを間違えたり、
迫撃鞘で生け贄にしたトークンが先に落ちるのでその事を利用して橋を追放しつつナルコを除去したり、
相手の暗黒破で此方のタフネス1の生物が怒涛の勢いで戦場から墓地送りにされたり、
相手が真鍮の都で相当なダメージを食らったり、
最後は暗黒破で落ちない《セラの報復者》を叩きつけて勝ち。
という訳で公認大会で初優勝を飾りました。
やったね。
6-0-1

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()
 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i          /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. ‘´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /” \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―–―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . ‘::. :’ |::/   /   ,. ”
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r’”
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
     |   |    Grim Tutorゲット          │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ


と言うわけで最近組んでみたいデッキナンバー♂
地元にはCTG使って四半世紀の大ベテランがいるんでね(大嘘)
彼に意見とかプレイングの仕方とかも聞きたいね(願望)

組んでみたいのはトリコカラーCTG。
レシピを見た瞬間これは凄く面白そうと思ったから(小学生並みの感想)
これで最近ANTを感謝の百回輪姦(まわ)しをやっている脳筋のホモガキをボコりたいね♂


後、タイトルとかには余り関係ないのだが、新ソリンさんの期待度がやばいやばい。
なにあれおいどんのデッドガイエールに投入してくれって言ってるようなものじゃない。
紋章能力は感染ミシュランとの相性も抜群。
超期待が持てるわ。
そして初動のお値段が気になる……
Deck Name:No Goyf/Angel Fish
◆土地(17)
2 《平地/Plains》
1 《島/Island》
3 《Tundra》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《Maze of Ith
1 《Karakas》
3 《不毛の大地/Wasteland》

◆クリーチャー(20)
3 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer
4 《セラの報復者/Serra Avenger》
3 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

◆スペル(19)
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《もみ消し/Stifle》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

◆アーティファクト(5)
3 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》


純粋にマナが出る土地が16枚体制という一見枯渇寸前のデッキだが構成的に安定して回る。
デッキのフィニッシャーたる生物は《セラの報復者》と《聖トラフトの霊》。
中でも《聖トラフトの霊》がよりスムーズに殴っていける改良を加えた。
前までのデッキからの改良点を纏めると、
《波止場の用心棒》
《Maze of Ith》
この二つの採用と青森剣の解雇である。
青森剣の解雇については、3マナという重さと石鍛冶の神秘家の少なさが主な理由である。
3マナも出して装備品だけ置く挙動は死ぬほど弱くテンポ面からもご遠慮願いたかった。
そして空いた枠に収まったのが試験的に採用した《波止場の用心棒》。
恒久的に使える送還が如何に厄介かは、レガシー民であるならば精神ジェイスでよくわかって頂けるであろう。
更に《瞬唱の魔道士》とシナジーを築いているのも忘れてはならない。

土地の変更点である《Maze of Ith》はもともと防御力の高かったNo Goyfに置いてより一層の堅牢さを齎し、尚且つ攻勢に転じたトラフトおじさんのサポートもしてくれるにくい奴。


以下個別カードに関連するシナジー解説(自分の復習もかねて)。

〇《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
 ・ルーンの母(プロテクション付加)
 ・瞬唱の魔道士(除去orもみ消しの使い回し)
 ・波止場の用心棒(ブロッカーのバウンス)
 ・雨ざらしの旅人(Maze of Ith&Karakasのサーチ)
 ・剣を鋤に(ブロッカー排除or天使に撃って4点ライフゲイン)
 ・もみ消し(天使トークン生成)

〇《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
 ・各種フェッチランド(起動スタックで能力起動)
 ・不毛の大地(起動スタックで能力起動)
 ・目くらまし(ピッチで土地数を減らせる)
 ・Maze of Ith(防御力の飛躍的向上)
 ・Karakas(伝説クリーチャーがなんぼのもんじゃい)
 ・霊気の薬瓶(能力起動条件のクリアが容易)

〇《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
 ・波止場の用心棒(CIP能力の使い回し)
 ・霊気の薬瓶(必要なマナがフラッシュバックコストのみになる)

〇《セラの報復者/Serra Avenger》
 ・梅澤の十手(来いよベネット、銃なんか捨てて掛かって来い!)
 ・霊気の薬瓶(キャスト制限能力無視)
使用したデッキはNo Goyf。
取り敢えず上位卓を目指して頑張る。

R-1 High Tide(こじれっちゃん)
G-1
後手で土地1枚キープでスタート。
初動で霊気の薬瓶をセットで生物を展開していく。
・セラの報復者×2
・雨ざらしの旅人+青森剣
相手が打ってきたHigh Tideはきっちりカウンター。
此方の生物をタップさせて1ターン生き残ろうと唱えてきた転換もきっちりカウンター。
勝ち。

G-2
サイドから投入した翻弄する魔道士でHigh Tideを指定。
そのままメイジで殴りつつ聖トラフトの霊をキャスト。
相手は商人の巻物でキーパーツを揃えていくという展開。
しかしトラフトのクロック力が物を言い、相手がHigh Tideを唱えて動き出そうとするも、燭台の能力をスタイフルでもみ消してgg


R-2 親和(やちひこ兄貴)
G-1
先攻。
薬瓶スタート。
キャストしてきた信号の邪魔者は農場送り。
しかし後続の邪魔者がうようよと展開してきてやや苦しい状況。
石鍛冶を薬瓶からエイッして、十手をサーチ。
これを相手が感電破で焼こうとするが唯一の生物なので気合いで打ち消す。
もう一回打ってきたので、これもま気合いのWill!
後は十手ゲーをして、後続の聖トラフト・セラの報復者で勝ち。

G-2
邪魔者×2
荒廃者×2
が出てくるも、石鍛冶経由の十手でスーパー十手ゲータイム開催。
更にG-1と同様に聖トラフトとセラの報復者を追加してgg


R-3 CTG(あっくん)
弁当を買いに行ったのでID


R-4 ザ・ロック(もーふぁー兄貴)
後攻。
薬瓶スタートを決め、雨ざらしの旅人・ルーンの母と展開。
しかしその二つは農場に送られたりして場から消える。
相手側は独楽、ボブ、聖遺と展開してくる。
此方も負けじと石鍛冶、セラの報復者×2、聖トラフトと展開し返す。
相手のソープロ・名誉を目くらましで打ち消して、物量差で押し込む。

G-2
盛大な土地事故を起こして負け。

G-3
相手側が盛大な土地事故を起こして勝利。
見事シングルエリミに残る事に成功。


R-5 リアニメイト(水菜兄貴)
G-1
後攻。
初手にKarakasu、剣を鋤に×2あったのでキープ。
残念ながらソープロは相手のハンデス2連発で落とされてしまったが、Karakasuを出したので相手が釣り上げられる生物が限定される。
そして再活性はDazeで打ち消して、展開した旅人×2とセラの報復者で殴り勝ち。

G-2
スフィンクスが強くて負け。

G-3
スフィンクスが強くて負け。


R-6 ザ・ロック(もーふぁー兄貴)
G-1
また君かー、たまげたなー。
先攻。
メモ取り忘れた。
なんか負けた。

G-2
盛大なぐだり合いに、お互いに酷いプレイングミスの応酬。
まず初めに此方がライフを3点まで追い込むが破滅的な行為で流される。
そこから巨大な聖遺の騎士が着地。
重いボディブローを数回受けてしまい今度はこちらがライフ3まで減らされてしまう。
巨大な聖遺を何とかソープロしてしのぐ。
ここから壮絶なぐだり合い。
聖遺4枚全て農場に送って、合計48点ものライフを相手側に贈呈。
そこから時にチマチマ、時に大胆に削っていき、
最終的には聖トラフトおじさんの天使トークンにスタイフルを打ち込んでさらにクロックを高めて勝ち。

G-3
なんか不毛したら土地事故おこして勝ち。


という訳で地元交流会は3位でした。
今回No Goyfを使っていて心底《Maze of Ith》が欲しいと思った。
雨ざらしの旅人のアドバンテージは良いのだが、盤面に影響を与えられないのが辛い。
ルーンの母とまではいかなくとも、せめて《MAze of Ith》さえあればしのぎ切れたという場面が多かったので……
そうなるとマナが出る土地+フェッチランドで16枚体制になってしまうのだが社長さんはそれで回して優勝していたから回るだろう(希望的観測)
今度買って試してみるかな。
Force of Willぶっぱ。
お値段2万円。
(´・ω・`)
《聖トラフトの霊》考察【No Goyf編】

Geist of Saint Traft / 聖トラフトの霊 (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。

2/2


今回はこのおじさんについて考察を進めていこうと思う。
既に各所で様々な角度で研究がなされた頃だとは思うが、今回はあくまでNo Goyfでの《聖トラフトの霊》の立ち位置で書き連ねていく。

まずは第一に呪禁。
No Goyfの生物は非常に小粒なP/Tな為、火力や除去、神ジェイスによるバウンス、更には《ヴィダルケンの枷》が致命傷になりかねない。
その中で頭一つ飛び抜けた除去耐性は心強い。

次に天使トークンによる高クロック。
ご存知の通りトラフトおじさんは攻撃が通ると6点クロックを刻んでくれる3マナ生物としては破格の攻撃力を誇っている。
おじさんがクロックを刻みだしたら速やかにゲームは終わるだろう。

しかし
そう上手くいかないのがこのカードの辛い所。
トラフトおじさん自体のP/Tは2/2。
つまりどういう事かというと…………

   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ●  | クマ──!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)
灰色熊 2/2


コイツと相打ちになってただの4点火力で終わるほど貧弱。
よってトラフトおじさんのクロック力を最大限に生かしたいのであれば、
何かしら一工夫が必要となる。
そこで考えうる選択肢を下記に並べてみた。

1.各種剣でプロテクションをつける。
2.遍歴の騎士、エルズペスによる飛行で⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
3.Maze of Ithで聖トラフトの霊を戦闘から除外。
4.もみ消しで遅延誘発能力を打ち消してトークンだけ残す。
5.ルーンの未亡人によるプロテクションの付加。
6.除去祭り(最近は瞬唱が居るので)。

残念ながらNo Goyfにおいてエルズペスは重い。
正直4マナまで確実に伸びる気がしないので彼女は除外。
では選択肢を個別に見ていこう。

【各種剣でプロテクションをつける。】
かなり現実的な案。
No Goyfは元来小粒な生物を装備品で強化して殴りに行くコンセプトなので理に適っている。
個人的にお奨めなのが《肉体と精神の剣》。
《聖遺の騎士》や《タルモゴイフ》が止まるプロテクション(緑)を有しているのと、トークン生成能力が優秀。
出てきたトークンは装備先に良し、ブロッカーにしても良し。

【Maze of Ithで聖トラフトの霊を戦闘から除外】
《Maze of Ith》は土地で有る為、《雨ざらしの旅人》でサーチ可能。
メインに1枚刺しをして、生物をルーンママと一緒に止める事で地上は鉄壁の要塞に出来る!

【もみ消しで遅延誘発能力を打ち消してトークンだけ残す】
後半で腐った《もみ消し》の有効活用。
瞬唱が居るので天使トークンがポコポコ増えるよ。
でもトラフトおじさんの背景ストーリーを見る限り、おじさんを守護している天使は一人だけの筈。
それが2体も3体も増えるなんてどういうことなの……(´・ω・`)?

【ルーンの未亡人によるプロテクションの付加】
     |┃三          /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::’, 
     |┃            i:::::::イ  ` ̄ー─--ミ::::::::::::|  
     |┃            {::::::::|    ::\:::/::::  \:::リ-}
 ガラッ. |┃           ’,::r、:| <●>  <●>  !> イ 
     |┃  ノ//        |:、`{  ` ̄ .::  、      __ノ 
     |┃三          |::∧ヘ  /、__r)\   |:::::|    
     |┃            |::::::`~’, 〈 ,_ィェァ 〉  l::::::》     
     |┃            |:::::::::::::’、  `==’´  ,,イ::ノノ从
     |┃三         ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从
ルーンの母 1/1
「来いよタルモ、聖遺。十手なんか捨てて掛かって来い」

……この中でMaze of Ithだけは試してないので今後試してみたいと思う。

FPL

2011年11月13日 レガシー コメント (4)
取り敢えず結果だけ書いとく。
No Goyfを使用して、

一回戦:Loam Zoo 1-2
二回戦:High Tide 2-0
三回戦:相殺コントロール 2-0
四回戦:Ant 2-0
五回戦:Mono Red Painter 0-2
六回戦:Canadian 2-0

結果は4-2で何とか勝ち越せた。
疲れたにょ
《秘密を掘り下げる者》考察 その2【No Goyf編】
《秘密を掘り下げる者》考察 その2【No Goyf編】
Delver of Secrets / 秘密を掘り下げる者 (青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタント・カードかソーサリー・カードが公開された場合、秘密を掘り下げる者を変身させる。

1/1
Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行

3/2

また書くネタが思い浮かんだので。
青いナカティルこと《秘密を掘り下げる者》について。

元来のNo Goyfにて常々思っていたのはクロックの高い生物が殴っていくターンの遅さだ。
ここではクロックを刻む量が3以上でNo Goyfに採用されている生物から見てみよう。

・《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》:最速3ターン目からのクロックだが、累加アップキープコストの為、ある程度墓地を肥やしてからでないと途中で退場してしまう。

・《セラの報復者/Serra Avenger》:薬瓶経由で最速4ターン目から。

・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》:同じく4ターン目からのクロック。

・《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》:同上

・《殴打頭蓋/Batterskull》:石鍛冶経由からなら最速4ターン目から。

上記の通り、No Goyfではパワー3以上の生物が殴りにいけるのは基本的に4ターン目から。
序盤は非常にやる事が多く、忙しいのでこれくらいでも丁度良かった。
しかし、個人的にもう少し積極的に此方から攻めていける要素が欲しく、また《精神的つまづき》禁止による環境の高速化に対応すべく受けだけではなく、相手側に回答を要求する脅威を追加したかったのだ。
そこで《秘密を掘り下げる者》の登場は渡りに船だった。
変身の期待値に不安は残るものの最序盤に変身できれば、除去されても他の高クロックの生物にバトンタッチする時には6点、9点のライフを削っていることもザラ。
本来のNo Goyfには無かった攻撃的な要素を取り入れる事が出来るようになった。
(他の青いデッキだってそんな感じだろ、という突っ込みは受け付けない)

しかし、その一方で失ってしまった物もある。
《秘密を掘り下げる者》の枠に本来居た生物は《ルーンの母》。
つまり防御面での不安を抱えてしまった訳だ。

攻撃力を取るか、防御力を取るか。
其処は使用者の判断次第。
まぁ、No Goyfで《秘密を掘り下げる者》を使用している人なんてレシピを探してる限り殆ど自分しか居ないんですがね…………
強いし、ガスガス殴るのは楽しいから全国1億人のNo Goyf使いは是非一度試してくれ!
狂気の沙汰ほど……面白いッッ!!
関西レガシーサーキットで優勝したNo Goyfは土地16かー。
すごいなー、よく回せるもんだなぁー。

No Goyfは土地が少ないほど強いデッキだから僕も土地1枚抜いて17枚にするお。

余ったスペースは何にしようかな?
除去が良いかな、やっぱり。
でも《流刑への道》はありきたりだし、もう少し受け幅のあるカードにしたいなぁ。

そうだ、《心霊破》を入れよう。



違和感ッッ
圧倒的不協和音ッッ
《霊気の薬瓶》を展開すれば1マナだけでデッキ内の全ての呪文を唱える事の出来るコンセプトすら崩し、極上の料理にハチミツをぶっかけるが如き思想!
まさに狂気の沙汰ッッ!!!!
【雨ざらしの旅人】電波を受信した【ミシュラの工廠】
【雨ざらしの旅人】電波を受信した【ミシュラの工廠】
【雨ざらしの旅人】電波を受信した【ミシュラの工廠】
No Goyfに《ミシュラの工廠》を2・3枚程度入れます。

《雨ざらしの旅人》を出して次のターン《行き詰まり》
ま、ごゆっくりな。

《霊気の薬瓶》を出して次のターン《行き詰まり》
ま、ごゆっくりな。

どやぁ……
使用しているNo Goyfで《渋面の溶岩使い》出されたら詰むんだがどうしたらいいの?
気合い(Force of Will)以外で。

《ルーンの母》を不採用したつけがここに出てきたか……
《秘密を掘り下げる者》考察【No Goyf編】
《秘密を掘り下げる者》考察【No Goyf編】
Delver of Secrets / 秘密を掘り下げる者 (青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタント・カードかソーサリー・カードが公開された場合、秘密を掘り下げる者を変身させる。

1/1
Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行

3/2


競合するクリーチャー:
まず真っ先に思いつくのが《ルーンの母》であろう。
そして戦闘能力の観点から見ていけば《セラの報復者》と似通っている。
能力が起動できるまで生き残れば、攻守共に大活躍するシステムクリーチャーの《ルーンの母》。
変身すれば、高いクロック力と飛行の回避性能を有する《秘密を掘り下げる者》。
唱えるための制約があるとはいえ、3/3飛行・警戒持ちの2マナ生物とは思えない《セラの報復者》。
《ルーンの母》とは、マナコスト以外は互いに役割の軸が違うので一概に言えないのだが、個人的な所感述べたいと思う。


・攻撃面
《秘密を掘り下げる者》→1枚で自己完結しているクリーチャー。3/2飛行になれれば対戦相手としては処理せざるを得ない。
《ルーンの母》→他のクリーチャーと協力して爆発力を発揮するクリーチャー。
《セラの報復者》→言うまでも無く3体の中では最強。ただしクロックを刻んで行けるのは遅い。

・防御面
《秘密を掘り下げる者》→変身しなければただのチャンプブロッカー要員。
変身すれば、ナカティルとも相打ちを取れる。
《ルーンの母》→能力起動まで漕ぎ着けれれば、最強の盾。
《セラの報復者》→警戒持ちの為、攻守共に優秀。ただし、やはり登場までに時間が掛かるのがネックか。

・共通する項目
《秘密を掘り下げる者》と《ルーンの母》。
どちらのクリーチャーも《梅澤の十手》にカウンターを乗せれる生物であるという事。(つまりはパワーが1以上という最低限のラインには達している)


変身率:
《秘密を掘り下げる者》を使用する上で一番気になるのは、やはり変身の期待値。
ここでは自分が使用しているデッキを使って考察してみる。
まずは使用デッキの内訳は以下の通り。

クリーチャー 18
スペル 18
アーティファクト 6
土地 18

例えば初手に、以下のカードが来たと仮定しよう。

《秘密を掘り下げる者》
《石鍛冶の神秘家》
《雨ざらしの旅人》
《もみ消し》
《目くらまし》
《フェッチランド》×2

先手。
1ターン目/フェッチを切って、《秘密を掘り下げる者》をプレイ。
2ターン目/ドローは適当な土地か生物。《雨ざらしの旅人》をキャスト。フェッチをセットしてエンド。
3ターン目/相手が順調に土地を伸ばしたので、フェッチを起動。スタックで旅人の能力を起動。フェッチをサーチ。そしてフェッチランドをセット起動して《石鍛冶》をキャスト。

そして、4ターン目に変身する期待値を求めてみよう。
スペル:その他=18:42
初手の時→16:38
1ターン目→16:37
2ターン目→16:36
3ターン目→16:31(ドローで-1、旅人の能力で-1、フェッチを2回起動しているので-2、石鍛冶の装備サーチで-1)
つまり、4ターン目には変身の期待値が1/3にまで上昇している事になっている。
これを高いと見るか、低いと見るかはプレイヤーしだい。

付け加えて言うならば、このデッキでは《瞬唱の魔導士》の存在が《渦巻く知識》の水増しになっているので、
比較的序盤にブレストを撃ちやすくなっており、積み込みやすくなっている。


総評:
No Goyfにおいて《秘密を掘り下げる者》は確かにカナスレやチメリカに比べると変身の期待値は低い。
しかし、それらのデッキより《秘密を掘り下げる者》が弱いかと問われれば一概には言えない。
元々No Goyfは十手を持った生物は何でも強いという観点の元、構築されている。
よってデッキコンセプト自体違っているので《秘密を掘り下げる者》の立ち位置は違ってくるのも当然だ。
手札に《渦巻く知識》がある場合は、よくゲームを把握し速やかに変身させるのも良し。
場に出した後は変身するまで放置しておくのも良いのだ。
18 土地
2 《平地/Plains》
1 《島/Island》
4 《Tundra》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《不毛の大地/Wasteland》

18 クリーチャー
3 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3 《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》
2 《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》

18 スペル
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
3 《もみ消し/Stifle》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》

6 アーティファクト
3 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》


マナ域:
1マナ圏/◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 21
2マナ圏/◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14
3マナ圏/◆◆ 2
5マナ圏/◆◆◆◆◆◆ 5

ピッチスペルを0マナ圏、そして殴打頭蓋を石鍛冶経由で2マナ圏と換算した場合。
下記の通りになる。

0マナ圏/◆◆◆◆◆◆◆ 7
1マナ圏/◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 21
2マナ圏/◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12
3マナ圏/◆◆ 2


デッキコンセプト:
《雨ざらしの旅人》、《もみ消し》、《不毛の大地》などによるマナ基盤の破壊をしつつ、こちらは《秘密を掘り下げる者》や《ヨツンの兵卒》などが《梅澤の十手》を握って殴り勝つスタイル。
要は十手で殴ってカウンターを乗せれる生物は何であれ強いのだ。


デッキの構成:
《Force of Will》や《もみ消し》などよく見かけるカードの他に、あまり見かけない特徴的なクリーチャーを投入しているのがNo Goyf。

《不毛の大地》で相手の妨害をしつつ、アドバンテージエンジンとして働く《雨ざらしの旅人》。
また旅人は《聖遺の騎士》同様にカードプールが広くなればなるほど強くなるカードである。
デッキ内では《Krakas》を一枚刺ししてあり、必要に応じてシルバーバレット出来るようにしてある。
その他の一枚刺し候補は多々あるが、土地を増やすべきかは悩みどころである。

《ヨツンの兵卒》は2マナ4/4という十分なマナレシオを持ちつつ、デメリットである累加アップキープがレガシー環境では逆にメリットになっている生物。

また、イニストラードの新加入カード《秘密を掘り下げる者》の参入でクロック力が大幅に上昇し、更に1マナ域である為、妨害用のマナを立たせておける事が《セラの報復者》に無い強み。
なぜならば上記のマナ域を見てもらえば分かるとおり、このデッキは非常に1マナ圏に比重が偏っている。
その為、土地が一つ立っているだけでも十分な選択肢を選んでいけるのだ。
しかし、スペルの枚数が多いチームアメリカよりも変身する期待値が低いのも事実。
其処は土地18枚構成なので《雨ざらしの旅人》とフェッチランドによるデッキ圧縮により能動的に変身の期待値を上げていけばよい、と考えた。

そして、イニストラードで獲得した生物は《秘密を掘り下げる者》だけでは無い。
各所で強いと評判の《瞬唱の魔道士》も試験的に採用してみた。
実際に強かった。
まず《霊気の薬瓶》と相性が良いのは言わずとも分かるだろう。
《瞬唱の魔道士》は2マナのクリーチャーでありながら、実際にアドバンテージを稼ぎたい場合、最低でも3マナが必要な為、実際には3マナ圏の生物としてカウントされてしまう。
薬瓶を採用しているデッキならばマナコストを踏み倒しつつ、フラッシュバックに必要なマナだけを支払えばよいのだ。
それでも序盤ではあまり役に立たないので、Willをピッチで撃つ時には餌になる候補No1
よってデッキに入れるのであれば、2枚程度が限度か。

唯一3マナ圏であるの生物が《ミラディンの十字軍》である。
これの採用理由は、やはり生物の線の細さと頼りなさ。
クロックの高さから《聖トラフトの霊》も考えてみたが、防御面の脆弱さからミラクルを選んだ。
やはり、プロテクション(緑)は偉大である。
昨今では黒の除去も優秀となってきているのでプロテクション(黒)も輝いている。
なにより《苦花》に絶望しなくても良いのがありがたい。

従来のNo Goyfでは《ルーンの母》が採用されている事が多いがこのデッキではあえて不採用。
その空いた枠に《秘密を掘り下げる者》が入って、やや従来の物と比べ、前のめりなNo Goyfになっていると言える。

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